コラム

 多くのワークショップで実施されるKJ法*は、川喜田二郎氏により考案された手法で、その著書の『発想法』は1967年と50年前に刊行されている。50年前に日本で生まれたクリエイティブ思考とその流れを追い求め、北陸先端大学 國藤進 先生にお話をお伺いした。 *「KJ法」は(株)川喜田研究所が商標登録(登録商標日本第4867036号)しています。 ※本記事は…

続きを読む

ziba tokyo 繁里光宏 氏・山田理湖 氏 との鼎談    前回は、ziba tokyoと行動観察研究所のコラボレーションでみえてきたことの中から、「デザインの力が調査分析をドライブ」するということを紹介した。今回は、山田理湖氏(ziba tokyo)にも参加いただき、「行動観察×デザイン」という異分野連携の実践における、「スキル・機能の相互補完よ…

続きを読む

ziba tokyo 繁里光宏 氏との対談    前回、リサーチとデザインは境目があるわけではなく一体として進めていくという話があったが、具体的にどのように進めていくのか。ziba tokyoと行動観察研究所で実施した協働プロジェクトの事例をもとに、「行動観察×デザイン」という異分野連携がどのように進むのかを紹介する。 ※本記事はBiz/Zineで掲載さ…

続きを読む

ziba tokyo 平田智彦氏に聞く(後編)  どうすれば創造的で革新的なアウトプットを出せるのか。今回のziba tokyo平田氏と松波の対談の後編では、クリエイティビティ・ワークで陥りやすいポイントの3つ目を紹介するとともに、それを通じてziba tokyoと行動観察研究所が協業する理由、「行動観察×デザイン」について紹介できればと思います。 前…

続きを読む

ziba tokyo 平田智彦氏に聞く(前編)  新たな価値を生み出すための手法やクリエイティブツールが普及し、多くの現場で実践されています。しかしその一方で、成果につながっていないという現場も少なくありません。イノベーションにつながらない理由は何なのでしょうか。どうすれば創造的で革新的なアウトプットを出せるのでしょうか。ziba tokyo平田氏と松…

続きを読む

私としては、久しぶりのコラムとなります。 コラムに書くことが少なくなっていた、というのとは逆で、気づきが多すぎてまとめきれなかった、というのが正直なところです。 膨大な気づきを整理していきますので、今後もぜひみなさんと共有させていただければ、と考えています。 さて、今回のテーマは「客観」と「主観」についてです。 みなさんは、以下の質問を投げかけられたら、…

続きを読む

どの組織も、日々「成功」に向けて邁進している。 ただ、失敗を減らそうと努力するあまり、成功することも減ってしまってはいないだろうか? あなたが高校野球の監督だとしよう。逆転のチャンスが巡ってきたときに、とっておきの代打を出す、という状況を想像していただきたい。残念ながら、送り出された打者はそのチャンスを生かすことができず、代打は失敗に終わった。しかし、失…

続きを読む

お客さまを第一に考える、ということの重要性について、異論を唱えるひとはほとんどいないと思う。 「お客さま第一」は、その企業の社是になっていることも多い(現に、「お客さま第一」「社是」で検索すると、膨大な数の企業のウェッブサイトにヒットする)。 しかし、社是にするということは、「“お客さま第一”を実現するためには、組織や社員が常から意識しておく必要がある」…

続きを読む

3月のコラムでは、 “「どういった価値を顧客に提供すべきか?」といったWicked Problemに答えを創っていくためには、「正しいか」「正しくないか」という枠組みで考えるのではなく、「意志に合致するか」「しないか」という枠組みで考えるべきではないか”、と提言した(参照)。 さらに、4月のコラムでは、 “Wicked Problemに立ち向かい、組織の…

続きを読む

Wicked Problemと、その特徴 3月の本稿では、 今組織の大きな問題は、「Wicked Problem」を、「Complex Problem」として解こうとすることから起こっているのではないか? という提言をさせていただいた。 組織で「どういう価値を提供するべきか?(=Wicked Problem)」の議論をしているときに、「それで本当にうまく…

続きを読む

新年度がスタートする。 どの企業も組織も、前の年度を振りかえって様々な検討を行い、新しい年度の方向性や戦略を考えた上で発表がなされたことと思う。 さて、今、あなたが以下の質問を投げかけられたら、どう答えるだろうか? Q: 業績が伸びず、「何をどうすればよいのか」が分からない状態が続いている。そこで、これまでとは違う新たな仮説をたて、その仮説に基づいて新た…

続きを読む

先日、ある書店に入ってみたら、漫才についての書籍が目に留まったので購入して読んでみた。その書籍には、「漫才がどのようにできているのか」が分かりやすく解説してあり、その内容を読んだ私は、「これは、イノベーションのプロセスと共通点がある」ということに気づいたので、今回はこの漫才とイノベーションの関係について書きたいと思う。 漫才は、ご存知の通り、通常ボケとツ…

続きを読む

最近、講演のたびに強調させていただいているのが、「マインドセット」の重要性である。主旨をごくごく簡単に説明すると、 “これまでと違った発想で、新たな取り組みを実施して成功させるためには、スキルや知識と同様に、「前向きさ」「チャレンジ精神」「他己実現」という3つのマインドセットが重要である”ということである(12月24日のコラムを参照)。いくらスキルや知識…

続きを読む

イノベーションを起こすために必要な「マインドセット」 今年の新たなチャレンジングな取り組みから、新たな気づきとインサイトを得て、そこから大きな希望を持った。今回はこの「希望」についてご紹介したい。 行動観察研究所では、さまざまなクライアントさまから、 「どうすればイノベーションを起こせるか?」 「イノベータを育成したいがどうすればよいか?」 という質問を…

続きを読む

「失敗」とは何だろうか?  みなさんは、「失敗」と聞いてどういう状況を思い浮かべるだろうか?  我々は、当然ながら「失敗」することを恐れる。異性にアタックするのなら、「失敗」せずに「成功」させたいし、新規事業を起こすのであれば、「失敗」せずに「成功」させたい。これらの場合、「失敗」とは、「フラれる」「事業が儲からずに頓挫する」ということを意味する。また、…

続きを読む

 先日、ハワイに行く機会があった。そのときに、シーライフパーク・ハワイというイルカやアシカのショーを楽しむことができるマリンパークを訪れた。  イルカのショーでは、5匹のイルカが同時にジャンプする、という見事なシーンを始め、素晴らしいパフォーマンスを見ることができた。さらに、ショーの前には、水着で水の中に入ったお客さまにイルカが握手したり、イルカが後ろか…

続きを読む

 2週にわたって、ニューヨークのマンハッタンで行われたEPIC(The Ethnographic Praxis in Industry Conference:エスノグラフィーをビジネスに活用する国際学会)と、慶応大学で行われたサービス学会に参加してきた。どちらの学会からも膨大な気づきを得たので、機会を変えて、ぜひみなさまにご紹介したいと考えている。  う…

続きを読む

 「世の中が全体的に“リスク回避”に動いている」「会社がリスクを取らなくなった」という話をあちこちでよく聞くようになった。こういった現象は、みなさんの周りでも起こっていることではないだろうか?  様々な環境的要因(例:人口など)が縮小する中、それでも企業は高い目標を掲げて成長を求めている。このような「あえてリスクをとらなければならない」状況にあって、なぜ…

続きを読む

 「ロボットを発売します」というテレビCMを見かけるようになりました。また、工場の自動組み立てラインでも、多品種生産に対応し、複雑なことを成し遂げるヒト型のロボットが活躍しています。それだけ、ロボットが進化し、さらにはロボット自体のコストが下がっているからです。  ロボットだけでなく、コンピュータもすごく進化していて、チェスはもはや人間はコンピュータに勝…

続きを読む

 あなたが、ある自動車販売会社(ディーラー)で働き始めたとしよう。ディーラーの仕事は、当たり前であるが、なるべく多くのクルマを販売することである。  ある日、お客さまからクレームがあった。 「あるクルマの商談をして、営業マンのAさんに、『オプションのフロアマットを無料で付けてくれたら買う』、という交渉をした上で契約した。納車が済んで、そのオプションはしっ…

続きを読む